日日 旅日和

2010.06.22

夏が来たような

すっかりさっぱりご無沙汰でした。
…って、いつも書き出しが同じような…。苦笑

さて。
こないだまで、寒い寒い、春はいつ来るのだと言っていたのが
遠い昔のようですが、最近はすっかり暑く、初夏のようですね。
6月だというのに、27〜28度くらいまで上がったりして、
夏だ〜と言っては居ますが、そこは札幌人。
このまま夏が来ると安心してはいません。
過去にもこんなことはありました。
早い時期に夏が来たかと思っていたら、7月にはもう涼しい…と
気まぐれな空模様にがっかりすることも。

何年か前、すっきり晴れることの少ないドイツでは、
天気の良い日、ここぞとばかりに野外でビールを飲んだりして
思い切り楽しむものだと聴いたことがありますが、
札幌も似たようなところがあるなぁと思ったものです。
だからこそ、春が来るのがより嬉しく、夏が過ぎ去るのが人一倍寂しい。

そんなことを思いながら、
わたし、佐藤が今年楽しみにしていることがひとつ。
瀬戸内に浮かぶ島、直島のアートサイトは世界的にも有名ですが、
その直島を中心として、周辺の七島を会場として行われる芸術祭、
その名も「瀬戸内国際芸術祭」というアートイベントがあります。

海外に行くのもいいけれど、自分の住む日本にも、
まだまだ知らない土地、行った事のない土地はたくさんあります。
四国や瀬戸内も、いつか行ってみたいと思っていた場所。

そこでこんなことばを掛けられたら、行かないわけにはいきません!
「アートと海を巡る100日間の冒険の旅」
'冒険'と聞いて、わくわくしない人が果たしているでしょうか?

12月に金澤へ見に行ったオラファーエリアソンや、
一昨年神奈川で見た塩田千春、「Iラブ湯」という銭湯を作った大竹伸朗、
金沢21世紀美術館で見たジェームズタレルの家プロジェクト「南寺」、
そして10月に完成予定の内藤礼+西沢立衛の「豊島美術館」…。

私にとっては、これをひとつのイベントで見れるなんて
なんて贅沢なのかしら…って感じなのですが、
それと同じくらい楽しみなのが、その舞台となる瀬戸内の島々。
コンビニもほぼないと言われるこんな島々で、
毎日海を見ながら、地元のひととの交わりを楽しみながら
ゆったり過ごせたら、とっても素敵だなぁと思うのです。

あー、今からわくわくなのです。


瀬戸内国際芸術祭2010
http://setouchi-artfest.jp/


追伸:
あ、そうそう。
お待たせの次号 旅粒ですが、現在こっそり企画中です。
秋〜冬ごろにはみなさまのお手元に届けばいいなぁと
ゆっくり話し合っています。


文:佐藤史恵
00:14 | Comment(0) | 雑記
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