すっかりさっぱりご無沙汰でした。
…って、いつも書き出しが同じような…。苦笑
さて。
こないだまで、寒い寒い、春はいつ来るのだと言っていたのが
遠い昔のようですが、最近はすっかり暑く、初夏のようですね。
6月だというのに、27〜28度くらいまで上がったりして、
夏だ〜と言っては居ますが、そこは札幌人。
このまま夏が来ると安心してはいません。
過去にもこんなことはありました。
早い時期に夏が来たかと思っていたら、7月にはもう涼しい…と
気まぐれな空模様にがっかりすることも。
何年か前、すっきり晴れることの少ないドイツでは、
天気の良い日、ここぞとばかりに野外でビールを飲んだりして
思い切り楽しむものだと聴いたことがありますが、
札幌も似たようなところがあるなぁと思ったものです。
だからこそ、春が来るのがより嬉しく、夏が過ぎ去るのが人一倍寂しい。
そんなことを思いながら、
わたし、佐藤が今年楽しみにしていることがひとつ。
瀬戸内に浮かぶ島、直島のアートサイトは世界的にも有名ですが、
その直島を中心として、周辺の七島を会場として行われる芸術祭、
その名も「瀬戸内国際芸術祭」というアートイベントがあります。
海外に行くのもいいけれど、自分の住む日本にも、
まだまだ知らない土地、行った事のない土地はたくさんあります。
四国や瀬戸内も、いつか行ってみたいと思っていた場所。
そこでこんなことばを掛けられたら、行かないわけにはいきません!
「アートと海を巡る100日間の冒険の旅」
'冒険'と聞いて、わくわくしない人が果たしているでしょうか?
12月に金澤へ見に行ったオラファーエリアソンや、
一昨年神奈川で見た塩田千春、「Iラブ湯」という銭湯を作った大竹伸朗、
金沢21世紀美術館で見たジェームズタレルの家プロジェクト「南寺」、
そして10月に完成予定の内藤礼+西沢立衛の「豊島美術館」…。
私にとっては、これをひとつのイベントで見れるなんて
なんて贅沢なのかしら…って感じなのですが、
それと同じくらい楽しみなのが、その舞台となる瀬戸内の島々。
コンビニもほぼないと言われるこんな島々で、
毎日海を見ながら、地元のひととの交わりを楽しみながら
ゆったり過ごせたら、とっても素敵だなぁと思うのです。
あー、今からわくわくなのです。
瀬戸内国際芸術祭2010
http://setouchi-artfest.jp/
追伸:
あ、そうそう。
お待たせの次号 旅粒ですが、現在こっそり企画中です。
秋〜冬ごろにはみなさまのお手元に届けばいいなぁと
ゆっくり話し合っています。
文:佐藤史恵
2010.06.22
夏が来たような
00:14
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