そんな体験を一度得てしまったので、
また、佇みにゆこうと思っています。
そのときは、きっとひとりで。
初めて作品に出会ったときから待ちわびていた日へ。
内藤礼 展
「すべて動物は、世界の内にちょうど水の中に水があるように存在している」
11/14〜1/24 神奈川県立近代美術館 鎌倉館
http://www.moma.pref.kanagawa.jp/museum/press/2009r_naito.pdf
http://www.moma.pref.kanagawa.jp/museum/press/2009r_naito_2.pdf
(すべての感覚を投入し
自我をぎりぎりまで薄めて
その世界に浸ります)
その茫とした、無意識に近い世界、
日々のはざまにこぼして乾いてしまったあの感覚が目覚める、
いやそんな陳腐なものではなく、、、
言葉では無いもの。
見たことはないのにどこまでも懐かしい、
ずっと会いたかった、
ひとつの心象風景が眼前にあるという奇跡を、再び。
そして初の鎌倉、昔から、懸想の地でした。
胸膨らませ、お邪魔しに、参ります。
文:山本曜子

2009.10.13
佇むという至福
23:29
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