すっかりご無沙汰しております。
お元気ですか。
さても不思議な夏でした。
今年の夏はいったいどこにあったんでしょう?
暑くていかんともしがたい日は、数えるほどで、
しかもずいぶんとまえで、忘れてしまいそう。
風はいつもどこかにひやりとした固さを持っていたし、
ヒマワリは黙って季節を告知していたように思います。
近年の傾向にある湿度の高さから、
半袖の期間は長かったかもしれないけれど。
北の地の夏、カラリと晴れてみっしりと暑く、
たちのぼる入道雲、海、濃い影。
そんな風景は、年々、なんだか、遠ざかる。
けれど、今年はライジングサンにフルで参加したので、
おおきな夏の金字塔が立てられた気がします。
テント(おニュー)たてるのって、たのしい!!
野外グッズ、だんだん揃えて行こうと決意してます。
ライジングサンの参加、
わたしは今年で連続9回目でした。
(相棒の佐藤はさらに多いはず)
で、積年の計画があったのです。
それは、靴。
野外フェスの肝心かなめである、靴。
スニーカーだとくたびれるけど、登山靴を買うと重たいはず。
なんとか、このあいだにあるいい靴はないものか。
佐藤とともに、「これがいいかも」「穿いたら合わない」「在庫無い」
などなどをそれぞれ経て、しかし、
出会えたのです、運命の靴に!
はからずもふたりともブランドがティンバーランド。
わたしが登山靴にちかいもの、
佐藤がタウンユースにちかいもの、と相成りました。
この靴のおかげか、寄る年波も感じず、
ほぼたっぷり2日間、足の面でまったく不安と不満を感じずに
さくさくと歩いたり小走りしたり踊ったり、ができました。
もとめていたのは、機能的で計量で見た目も良くて
尚且つ、お財布に優しい靴。
自分ら、グッジョブ!でした。
しかし、われらの欠点が歴然としたことがひとつ。
わたし→フェス2日前購入
佐藤→フェスの前日購入
ギリギリすぎです。
履きならしてから行きなさいよ!
しかして、これで登山もしたくなってきたりして、
頼もしい相棒は、なんだか、理想の相手みたい。
ちなみに、目下のやってみたいことは、川釣り。
・・・30になる女の願望としては珍妙かしら。

ライジングサンの夜明けに、朝霧立ち、息は白く凍りました。
自然をこえる芸術は無いと思える、あの、気の遠くなる美しさ。
ただ、candle JUNEさんのブースだけは、べつ。
自然と寄り添って生まれる完璧な世界に、今年も魅入られました。
それが、いちばん上に在る魔法のような写真。
儚くも、いい夏、でした。
文:山本曜子
と、初のコメントを入れてみる。笑