日日 旅日和

2009.09.04

空白の夏をこえて

RIMG0037.JPG

すっかりご無沙汰しております。
お元気ですか。


さても不思議な夏でした。
今年の夏はいったいどこにあったんでしょう?
暑くていかんともしがたい日は、数えるほどで、
しかもずいぶんとまえで、忘れてしまいそう。
風はいつもどこかにひやりとした固さを持っていたし、
ヒマワリは黙って季節を告知していたように思います。
近年の傾向にある湿度の高さから、
半袖の期間は長かったかもしれないけれど。

北の地の夏、カラリと晴れてみっしりと暑く、
たちのぼる入道雲、海、濃い影。
そんな風景は、年々、なんだか、遠ざかる。


けれど、今年はライジングサンにフルで参加したので、
おおきな夏の金字塔が立てられた気がします。
テント(おニュー)たてるのって、たのしい!!
野外グッズ、だんだん揃えて行こうと決意してます。


ライジングサンの参加、
わたしは今年で連続9回目でした。
(相棒の佐藤はさらに多いはず)
で、積年の計画があったのです。
それは、靴。
野外フェスの肝心かなめである、靴。
スニーカーだとくたびれるけど、登山靴を買うと重たいはず。
なんとか、このあいだにあるいい靴はないものか。
佐藤とともに、「これがいいかも」「穿いたら合わない」「在庫無い」
などなどをそれぞれ経て、しかし、
出会えたのです、運命の靴に!


はからずもふたりともブランドがティンバーランド。
わたしが登山靴にちかいもの、
佐藤がタウンユースにちかいもの、と相成りました。

この靴のおかげか、寄る年波も感じず、
ほぼたっぷり2日間、足の面でまったく不安と不満を感じずに
さくさくと歩いたり小走りしたり踊ったり、ができました。
もとめていたのは、機能的で計量で見た目も良くて
尚且つ、お財布に優しい靴。
自分ら、グッジョブ!でした。

しかし、われらの欠点が歴然としたことがひとつ。
わたし→フェス2日前購入
佐藤→フェスの前日購入
ギリギリすぎです。
履きならしてから行きなさいよ!




しかして、これで登山もしたくなってきたりして、
頼もしい相棒は、なんだか、理想の相手みたい。
ちなみに、目下のやってみたいことは、川釣り。
・・・30になる女の願望としては珍妙かしら。

あさぞら.jpg
ライジングサンの夜明けに、朝霧立ち、息は白く凍りました。
自然をこえる芸術は無いと思える、あの、気の遠くなる美しさ。
ただ、candle JUNEさんのブースだけは、べつ。
自然と寄り添って生まれる完璧な世界に、今年も魅入られました。
それが、いちばん上に在る魔法のような写真。

RIMG0151.JPG

儚くも、いい夏、でした。



文:山本曜子
20:15 | Comment(1) | 雑記
わたしは今年で11年連続、皆勤でした!

と、初のコメントを入れてみる。笑
Posted by 佐藤 at 2009.09.04 21:07
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