札幌市内で、旅粒を販売してもらったり、
私が日ごろから関わっているCAI02というギャラリーがあります。
そのCAI02が、上海を拠点とする現代美術のマネジメントオフィスとともに、6月に上海で展覧会を開催することになっています。
その上海のディレクターさんが、先日展覧会の打合せのために来札、
CAI02ギャラリーに来ていました。
その日私もギャラリーに他の用事があり、近くに座っていました。
打合せもだいたい終わったようで、あとは飲みながらお喋り。
お話の中で、ディレクターさんの出身が北海道十勝ということを聞き、
私は十勝幕別町なので、「近いですね〜」と話していました。
高校までは十勝に住んでいたそうで、出身高校は?という流れに。
すると…なんと、同じ高校の出身だったのです。
それだけでも、かなりの偶然にお互い驚いたのですが、
年は2つ違いで、1年間は同じ校舎で過ごしていたことになります。
私には妹がいますが、彼女も同じ高校で2つ下、
ということは、彼は妹と同学年。
更に、私は高校時代の3年間剣道部員だったのですが、
その剣道部仲間の女子と、同じ下宿だったというのです。
ものごとが起こるのには全くの偶然はなく、
全てのものごとには必ず意味があると言います。
シンクロニシティとはこういうのを言うのでしょうか。
そのような考え方には、最近共感してはいましたが、
日常の小さな偶然はあっても、
今回のように驚くほどのできごとはありませんでした。
同じ故郷からそれぞれに目指すものがあり、
今は上海、札幌を拠点にそれぞれ活動する人が、
美術を通して、また北海道で出会うという偶然。
何かとてもわくわくする出来事が起こる予感がしている、私です。
それにしても、同じ高校出身で、
今そうやって頑張っている人がいるのを知ると、嬉しいものですね。
当時は知りもしなかったはずの人なのになぁ。
もしかしたら、
校舎のどこかですれ違っていたかもしれませんね。
佐藤史恵

2009.05.14
上海と札幌で繋がる
17:33
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