日日 旅日和

2009.05.07

サマーソルジャーきどって

北の地にはまれに見る、初夏じみたゴールデンウィーク。
とはいえ、私の勤めるサービス業に連休は無し。
しかし仕事が引けてから、先日、
落っこちていく陽に負けじと、
石狩は浜益までドライブへいってきました。

春の陽は思ったよりながく持ちこたえてくれて、
気づけばトンネルぬけたさきに、
残雪をたたえた暑寒別岳がオレンジ色に光っていました。
思わず、快哉を叫びました。
なんてきれい!
人間の目ってどんなレンズよりきっとすごい。
壮大なパノラマを全部ぐいんととらえて、
脳に記憶させてくれるんだから。

石狩から留萌までの道のりがとても好きです。
荒々しい、整備されていない自然が続き、
変わった地名の標識がたくさんみつかる、
そしておっかないくらいの風車たちがそそり立ち、
札幌からすぐなのに、ぜんぜんちがう景色があります。

そして暑寒別岳とともにお気に入りの、
浜益の浜へ降り立って、流木や貝殻をおみやげにするつもりが、
なんともはや、見渡す限りの砂浜に、ゴミ、ゴミ、ゴミ。
赤信号みんなで渡れば怖くない、といった思想がまかり通って
うまれた負の光景です。
見て見ぬ振りは、出来ないレベルでした。
そんな人のおこないも、すべてうけとめるかのように、
浜益の海は、やさしく夕陽をたたえ、オレンジ色。
この浜に在る寂寞と、包容力が、好きなのです。

その足で、これまたお気に入りの、浜益温泉へ。
月が、その輪郭をゆっくりと光でみたすころ、
それを見ながらつかる露天の気持ち良さときたら!
いつもはカラスの行水な私も、あたたかい風に甘えて
目を閉じて、ゆっくり呼吸しながら湯船に半身浴。
と、強い風を感じて目を開けると、
露天風呂が、いちめんの桜風呂にかわっていて、大感動!
月の下、花びらがゆらゆらする露天風呂、、、
なんたる贅沢よ、と暫く貸し切りで幸せ満喫でした。

帰路は、青くなっていく夕暮れを、明るい街札幌へ向けて
ひた走りました。


そして翌日、思わぬお土産発見。

左のニノウデにプクーと立派な虫さされがあ!


犯人:浜益温泉の虫子さん
無駄に季節感を先取りして、これにて、おひらき。





文 山本曜子
18:39 | Comment(0) | 雑記
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