こんにちは。いつでもご無沙汰してばかりの旅粒です。
はい、しっかりと聞こえております...
「ご無沙汰はいいから、旅粒の新刊は一体いつになるのだ!」
という、心やさしき一部読者様の叱咤の声が...
実はつい昨日、久々に会った知人にも言われました。
覚えていてくださってありがとうございます。
正直に申し上げますと、いまだに発行時期は未定です。
でも、諦めたわけでも、仲違いしたわけでもないのです。
思い起こせば、ど素人ふたりの手作り冊子0号から始まった旅粒。
1号からは販売させていただく商品として、そしてだんだん作品としての意味も含みながら、おかげさまで販売の場も広がり、さまざまな方に知っていただける冊子となりました。
0号を作った時のピュアなワクワクは、拙くも強烈なエネルギーそのもの。10年を越える月日を経て、それぞれがデザイン、文章でお仕事をいただく身となった今は技術も企画力も伝える力も(多分)比べものになりませんが、それらと、あのワクワクは、やはりベクトルを異にするもの。
そのワクワクの発動は、それぞれの日々の仕事で初めてのことや必要なことをこなしていく中に、なかなか芽生えにくくなっているかもしれません。
でも、ふたりの軸の部分には今もしっかりと旅粒があります。駆け抜けていく毎日にある旅を、たっぷりとダウンロードしながらまとめてアップロードもできるよう準備しておりますので、気長にお待ちいただけたら嬉しいです。
さて、この初夏、旅粒のふたりはそれぞれ別方面から札幌国際芸術祭(SIAF)2017に関わる仕事をしていました。
佐藤は、SIAFの公式プログラムとして選定された「SAPPORO ARTrip」ゲストハウス×ギャラリープロジェクトの冊子デザイン・編集を。冊子は8月20日以降順次各ゲストハウス、ギャラリーにて発売開始予定です。税込500円。
プロジェクトの内容や活動はこちら
山本は、SIAF公式ガイドブック「札幌へアートの旅」(マガジンハウス コロカル編集部刊)の一部の執筆を。市内ギャラリー及び飲食店、イベント、立ち寄りスポット、及び道内のアートスポットの一部をご紹介しています。税込1200円。
ウェブマガジンコロカル内特集ページはこちら
SIAFについてはいろんな思いもありますが、せっかく開催されるなら、より多くの方に来て楽しんでいただけたらと思っています。(と言いながら別件の〆切におわれまだどこも見に行っていないという...)
札幌国際芸術祭2017の会期は10/1まで。
あちこちでいろんな催しや展示が行われているので、ぜひ、旅する気持ちで街の中を巡ってみてください。ついでに近郊を訪れて、初秋へ向かう気持ちの良い北海道を楽しんでみるのもオススメです。
さて、そうです、旅粒。
今週末はふたりが久々にあいまみえるので、しっかりと会議(?)してきます。続報を、これまた気長に、どうぞお待ち下さいませ。
文 山本 曜子
2017.08.16
旅粒のふたり、仕事のことなど
22:50
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